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【演出日誌】メルヘンチック! [演出日誌]

こんにちは、作演を担当しているモグラです。

いやあ、とうとう次回公演に関する様々な情報がでてきましたね。

聞くところによると、今回の登場人物は「猫」なのだそうですよ。

なんでも、「猫が人の子供を誘拐する話」だとか。

なんだかメルヘンチックですね!

メルヘンチック!


【火曜】演出日誌 残り2ヶ月。 [演出日誌]

こんにちは、脚本と演出を担当しているモグラです。

公演までに残された時間も僅か2ヶ月となり、だいぶ余裕が無くなって参りました。

第二回目の公演はブサイコロジカルにとっては試金石とも呼べるものであり、これを成功させる事ができるかどうかで、その後のブサイコロジカルの「在り方」は大きく変わります。

旗揚げの時には「今回はツラくても次から楽になるはず」と思っていたのですが、実際は真逆で、全てが旗揚げ時よりも厳しい状況にあります。

今のブサイコロジカルは旗揚げの時と違い、「素人だけど」の冠もなければ、「旗揚げだから」という理由から暖かく見守って下さる人もいません。

ああ、かつての僕たちは恵まれすぎていたんだな……、と、気付いたところで「目指す場所」を変えるわけにはいきません。

僕の使命は、観に来てくださる皆さんに楽しんでもらえる舞台をつくることです。

「僕」と「スタッフ」の間に信頼関係を築く方法と、「ブサイコロジカル」と「ブサイコロジカルの舞台を観に来てくださる皆さん」の間に信頼関係を築く方法として、僕に行いうるものは「常に舞台を良くする方法だけを考え続ける事」以外にはありえません。

というわけで、頑張ります。

ただ生きていても人様の役には立たない「しょうもない命」の一つぐらい、なんぼでも賭してご覧に入れます。

【おことわり】

これから公演まで、演出日誌は不定期更新となります。

基本的に火曜日には何かしらの更新を行いますが、お伝えしたい事ができしだい、曜日を問わずに更新を行います。


【火曜】演出日誌(サユリ研究の巻) [演出日誌]

皆さん、こんにちは。

ブサイコロジカルで脚本やら演出やら雑用を担当している、工藤もぐらです。

さて、今週はいよいよ、キャスト研究の最終回……、サユリの登場です。

まず最初にお伝えしておきますが、僕は女性が苦手です。

逃げだしたくなるどころか本当に逃げだしてしまった事があるほど苦手です。

居酒屋などで両サイドを女性で固められたりすると、軽く死にたい気持ちになります。

そんな僕がシラフの状態で現実に存在する女性に関する記事を書くなど、到底できるはずがありません。

というわけで現在の僕は、「ちょっと気持ちいい状態」になっています。

ややもすれば眠ってしまいそうなコンディションです……ので、サクッと書き上げてしまいます。

■キャスト研究(サユリの巻)

【キッカケ】

カンですね。

サユリが演劇を始めようと思ったキッカケは、KANなのだと言う。

平成生まれの読者のために説明すると、KANとは博多生まれのミュージシャン・木村和のアーティストとしての呼称である。

1990年に発表したシングル「愛は勝つ」の大ヒットなどを記憶している人も多いだろう。

人伝に聞いた情報では、KAN当人は自身の曲の中でも「牛乳のんでギュー」が特にお気に入りなのだという。

また、最近は音楽活動のみならず、俳優にも挑戦中だとか。

サユリはそんなKANの影響を受けて、自らもKANと同様に俳優への道を歩もうと一大決心を固め、ブサイコロジカルのオーディションを受けたのだと言う。

サユリ研究(集中)

【猫3枚】

サユリのインタビューに、気になる発言があった。

サユリ曰く「自分はブサイコロジカルでは3枚ほど猫をかぶっている」のだという。

猫をかぶる事……、それは、言うまでもなく「演技」である。

つまり彼女は、猫を3枚もかぶったうえで、さらに今回の役を演じようとしている……と、インタビューの発言からは、そのようにも受け取れた。

直感的に「そいつぁ、無理だ!」と思った。

だから先日の稽古後、彼女に対し、それを伝えた……のであるが、その伝え方がマズかった。

あろうことか僕は「心のチ○コをさらけだそうよ!」と言ってしまったのである。

これは、育ちの悪さが裏目へと出てしまう典型例である。

イザという時に言葉を選べない人間は損をする。

また、それ以前の問題として、彼女にはチ○コなど付いているはずもない。

かと言って、最初の1文字を「マ」に変えれば済むという類の問題でもない。

そんな発言をしてしまったら最後、彼女は僕に対し何をもっても崩すことの叶わない心の壁を築いてしまう事だろう。

だが実際問題として、猫をかぶられちまうと困るのだ、僕は。

僕がキャストに限らずスタッフ全員に対し事あるごとに「本当の声を聞かせておくれよ」と繰り返し伝えているのは、歯に衣着せるような発言の悉くが物づくりにとっては「まわりくどく邪魔なもの」だと考えるからであって、人と人とが上っ面だけで仲良く付き合って行くことにはまるで意味を感じない。

そもそも僕は、そういうものが物凄く苦手だ。

周囲に合わせて笑っとかなきゃいけない環境に身を置くのは地獄だ。

だからせめてブサイコロジカルには、そういう集団ではあって欲しくないと思う。

笑いたいときに、笑い、泣きたいときに、泣く。

喋りたいときに、喋り、何も言いたくない時には、言わない。

嘘のない感情を、ありのままに表現する事ができなくって、一体何が表現者ですか?

というワケで、ブサイコロジカルの皆さんには自分に正直に振る舞っていて欲しいなと思うんですよ……、僕は。

脱ぐことのできない皮なんて、神奈川クリニックで切れるやつだけで十分ですから。

サユリ研究(ゼロ歩行)

【サユリは凄い?】

※以下は「だ・である調」で書くと偉そうな内容になってしまうので「です・ます調」で書く。

古くから「役者殺すに刃物は要らぬ、世辞の一つも言えば良い」と言われてきたぐらいですから役者を褒める事はしませんが、キャストの大村俊輔(おやびん)がしきりに「サユリは凄い」と言うのには「上手い・下手」の類とは異なる理由があるようです……、と言うか、それはおそらく僕がサユリをキャストに推した理由と同じものでしょう。

一言で表すなら「ポテンシャル(可能性)」とでも言いましょうか。

オーディションでのサユリの演技を観た後「サユリが舞台に立つところを見てみたい」と発言したスタッフの数は、決して少なくは無かったように記憶しています。

もちろん彼女はズブの素人ですから、そのまま舞台に上げたところでお客さんからお金を頂く事など出来ません。

稽古に稽古を重ね、プロとしての演技を身につけて貰う必要があります。

3人芝居のキャストの一人に素人を採用すると言うのは、客観的にはリスクの高い選択と言えるでしょう。

それでもブサイコロジカルは「行ける」と判断したのです。

僕自身、実にブサイコロジカルらしい選択だ……と、思います。

確かに旗揚げは「全員素人」という縛りの下で活動をしていましたが、今回サユリをキャスティングしたのは「素人縛り」の踏襲ではありません。

オーディション選考時に「玄人・素人」という区分けが為された事など、一度もありません。

最終判断の根拠は「この3人の舞台が見たいと思ったから」という、それだけのものでしかありません。

二回目の公演となる「イロトリドリノセカイ」のビジョンは、キャストが決定した段階で既に完成しているのです。

ビジョンが確定してしまった以上、もはや「可能性」という言葉を使う事は許されません。

全てを、確信へと変えていかなければなりません。

サユリ研究(やわらかい)

【まとめ】

これだけ書いておいてこう言うのも難ですが、まるでサユリを紹介できた気がしません。

前回にも増して酷くなっているような気がしなくもありませんが、これによって皆さんに少しでもサユリの魅力が伝わり、その結果としてチケットが売れまくってくれたならば、僕は死んでも構いません。

【今週の稽古場訪問】

さあさ皆さん、お待ちかね! 稽古場訪問のコーナーだ!

橋澤さん

今週は「あぁルナティックシアター」の座長を務めておられる橋澤進一さんがおいでなすったよ!

橋澤さんを知らない人のために紹介をすると、橋澤さんは「誰も知らない」という映画にYOUの旦那役で出演していたり、ドラマ「ギャルサー」に出演していたり、ノーメイクでも妖怪っぽいという理由から「妖怪大戦争」という映画に出演させられていたりしている物凄い妖怪だよ!

ブサロジの制作スタッフも参加している橋澤さん主催の演劇ワークショップ「演劇塾」も要チェックだ!

【お詫び&次回予告】

今週はツヨシとサユリの百面相動画を掲載する予定でしたが、稽古時間が押してしまったために撮影する余裕がありませんでした……ので、動画は次回以降の掲載となります。

また、次回は「キャスト研究番外編」として、稽古にコミットする様々な人を紹介できたら良いなと思います。


【火曜?】演出日誌(ツヨシ研究の巻) [演出日誌]

こんにちは。

ブサイコロジカルの窓際脚本家、工藤モグラです。

本来は火曜日に更新する予定だった演出日誌ですが、作者

窮乏

急病のため木曜まで延びてしまいました。すいません。

で……、今回の演出日誌ですが、前回の「おやびん」に引き続きまして、新キャスト「ツヨシ」の紹介となります。

ちなみに前回紹介させて頂いた「おやびん」本人からは、「あまりの中身の無さにびっくりした」との素敵な感想を頂きました。

というワケなので今回は、気持ち濃いめでお贈りさせて頂きたく思います。

それではみなさま、今しばらくのお付き合いを宜しくお願い致します。

■キャスト研究(ツヨシの巻)

【自分嫌い】

キャストのツヨシは「自分の事が嫌い」なのだと言う。

また、反対に「演じているのを観てもらうのが好き」というのが、演技へのモチベーションなのだと言う。

その気持ちならば僕にも、良く分かるような気がする。

何故ならば僕も、自分の事が嫌いだからだ。

いっそポックリと逝ってはくれないものかと思う時もある……、が、いまだにポックリと逝ける気配は無い。

それでも、ただ息をするだけの呪われた日々にはとても耐えられそうにない。

だから僕は、夢をみる。

たいていの場合は、叶わぬ夢だ……が、時には実現可能な夢をみることもある。

たとえば、それは、表現や創作といったカタチで昇華できる夢だ。

たとえば、それが、自分以外の何者かとして喝采を浴びるという夢ならば、実現への道を模索する事ができる。

少なくとも「人間以外の何者かになる」という夢よりかは実現性が高かろうと思う。

ちなみに僕の夢は、後者だ……、生まれ変わるならば「貝」か「猫」か「ぬいぐるみ」が良いなと思う。

というワケなので、ツヨシには是非とも僕を見て「自分の方がマシで良かった」と思って頂きたいなと思う。

6月8日の演出日誌(ツヨシ開脚)

【動画ナシの件】

さて、今回はツヨシの動画を出そうと思ったのだけれども、良い感じにアピールできる動画がないので掲載は見合わせる。

トレーニングの動画は幾つかあるのだけれども、それはあくまでもトレーニングの動画であって、ツヨシの事を良く知らない人が見てもピンと来るような代物ではないと思うのだ。

あえて言うが、これは決してイケメン動画の掲載をボイコットしているワケではない

最初の動画としては百面相を見てもらうのが分かりやすいと思うので、次回の稽古ではサユリを取材する合間にツヨシの百面相を撮影して、当コーナーにて公開させて頂きたく思う。

乞うご期待……、である。

6月8日の演出日誌(ツヨシ呆然)

【ホンシツ】

僕がツヨシをキャストに推した時のブサイコメンバーの反応に、「ドルさん(劇団内での僕の呼称)がイケメンを推すなんて驚きです」というものがあった。

その時の僕は「まるで僕がイケメンを頭ごなしに否定する人みたいじゃないか!」と反論したが、その頃の僕は確かにイケメンを頭ごなしに否定するような奴だったので、疑問を抱かれてもしょうがないなとは思った……が、その頃に遊んでいた「逆転裁判」というゲームに登場する真宵ちゃんから「ホンシツを見ようよ」と言われて、心根を改めた。

言い古された言葉ではあるが、人は見た目ではなく、中身である。

人は見た目が9割とは言うが、素養としての1割を除いて、全ては内面から滲み出すものだと思う。

方法論で塗り固められた小手先のコミュニケーションほど、接していてイラッとさせられる物はない。

デスノートの夜神月みたいなヤツなどは特に嫌いだ(でも多いんだよなぁ……、月みたいなヤツ)。

このような話をしていると、先日、ある人からイケメンとしか言いようがない人物の宣材を渡されて「役者としてどうですか?」と訊かれた時の事を思い出す。

当然ながら写真だけを見て「役者としてどうか」判ずる事などできようはずは無く、あくまでも宣材の評価として「顔立ちが整い過ぎていて、まるでリアリティーを感じない」と返事をしたのだ。

ブサイクもイケメンも、蔑称である事に違いはない。

ある意味、共に被差別者である……、がゆえに、何らかの拍子にブサイク(僕)がイケメン(ツヨシ)を評価してしまう事だってある。

と、ここまでは何の疑いもなく「ツヨシ=イケメン」という前提で書き進めて来たが、今あえて「ツヨシはイケメンか?」と問われたなら、僕はハッキリ「否」と答える。

そもそも僕は、自らツヨシをイケメンだと思った事がない。

他者から「ツヨシはイケメンですね」と言われて「そうかもね」と答えてきた程度である。

生来、親の仇とばかりにイケメンを憎んできた僕である。

イケメンの手によって夫や子供を殺された女が、その復讐を託し、自らの命と引き替えに刑務所で産み落とした子が、この僕である。

ツヨシが真にイケメンならば、キャストに推すワケがないではないか!

ほら、見ておくれよ、この画像。

この画像を見る限り、彼は全くイケメンじゃ……、

6月8日の演出日誌(ツヨシ発汗)

ああ……、イケメンだ、イケメンだ。

コイツはどう見たって、イケメンだ。

たった今、僕は、ハッキリと悟った。

やっぱりツヨシは、イケメンだ。

日頃から「イケメンは死ねばいい」と言い続けている僕だけに、これは困った……、どうしよう。

かくなるうえは、彼にもキモくなってもら(略

【せめぎあい】

ツヨシの良い所は、自分の事を俯瞰して見られる事だと思う。

俯瞰の視点から自分を見られる人の特徴としては「マジメ」というのが挙げられる……が、それはあくまでも普通の人が普通に生きる上での障害であって、パフォーマーにとっては欠かす事のできない素養なのではないかなと僕は思う。

とは言え、この「俯瞰」という観点には「考えすぎ地獄(スランプ)にハマりやすい」という側面もある。

これは「どうやって歩いているの?」と訊かれたムカデが途端に歩けなくなるようなもので、考えれば考えるほどドツボにハマる。

Q:ならば、どうすれば良いか?

A:考えなければ良い。

Q:考えないためには、どうすれば良いか?

A:アルコールの力を(略

実際のところは、スパルタで肉体に叩き込むより他無い。

ブサイコロジカルの稽古が「基礎練」に重点を置く理由の一つは、そこにある。

どれだけ必死に役を作ろうが、どのように複雑な挙動を試みようが、アクションそのものについてを逐一考えてしまう限り、全ては「小手先」としか見なされない。

「普通の事を普通に行うという事」も難しいが「普通の事を普通に行うという事に対し、その行いが普通であるか否かといった思考さえも介在させない事」は、非常に難しい。

さらには、これを「難しい」と思ってしまった時点で既に「考えすぎの罠」にハマってしまっているとも言える。

こいつはまさに「精神と肉体の鬩ぎ合い(せめぎあい)」である。

※どうでも良いけど「鬩ぎ合い」って、漢字で書くとなんかやらしいね。

稽古場に身を置くと、改めて「演じるって、物凄い事なんだな」という事を思い知らされる。

第二回公演「イロトリドリノセカイ」は会話劇になるのだけれども、会話劇だからこそ機微というものを大切にしたい。

「役に入った思考」以外のノイズを極限までカットした状態で公演に挑むべく、体育会系の稽古は明日も続くのです!

【まとめ】

さて皆様、ツヨシの魅力は伝わりましたでしょうか?

前回にも増して内容が薄くなったような気がしなくもありませんが、これによって皆さんに少しでも彼の魅力が伝わり、その結果としてチケットが売れまくってくれたならば、僕は死んでも構いません。

【次回予告】

来週はついに、今回キャストの紅一点「南さゆり」を研究するよ!

婦女子が苦手な僕には上手くやれるか分からないけど、無理をしない程度には頑張るよ!

【今週の稽古場訪問】

さあさ皆さんお待ちかね、稽古場訪問のコーナーだ!

今週は衣装チームの皆さんが稽古場にきてくれたよ!

6月8日の演出日誌(衣装チームの男性陣)

6月8日の演出日誌(衣装チームの女性陣)

衣装チームの皆さんが顔を隠しているのは別に「恥ずかしがり屋だから」とか「僕みたいなキモい人に撮られる事を拒否した」といった理由ではなく、単に僕が「顔をかくして! はい、チーズ!」というワケのわからない掛け声で撮っちゃったからに他なりません。

といった感じで、今後は「稽古場を訪れた人を紹介する」という事をしていこうと思います。


【火曜】演出日誌(おやびんの巻) [演出日誌]

こんにちは。

風邪っぴきの制作チーフと週に4日も顔を合わせていたせいで見事に体調を崩してしまった脚本&演出の工藤モグラです。

見事に体調を崩しているせいで文体までもが見事に崩れちまっているやも知れませんが、その点、ご容赦頂きたく思います。

■まえがき

オーディションが終わり、新たに3人のキャストを迎えてから早くも一ヶ月が過ぎようとしている……、にも関わらず、僕はまだ(皆様と同様に)キャストの事を良く知らない。

家族構成や血液型や星座はおろか、出自や国籍さえも知らない。

ゆえに、突然キャストから「自分、インド人なんです」と言われても、現時点ではビックリしない。

それどころか「ああ、インド人なんだな」と普通に受け容れてしまえる気がする。

このままではいけない……と、思う。

共に舞台を作っていく上で、お互いを知る事は重要だ。

少なくとも公演直前に就労ビザが切れるような事態だけは避けなければならない。

というワケで僕は、キャストの事を深く知るために、個人的な研究を始めてみる事にした。

個人的な研究だなんて、小学生の頃の自由研究で「破裂音に反応してのたうちまわるサバ缶」という我ながら良く分からない物を作って以来であるがゆえ、心なしかときめく。

それでは、さっそく始めよう!

■キャスト研究(おやびんの巻)

僕が初回の研究対象として選択したのは「おやびん」こと、大村俊輔さん。

彼はブサイコロジカルのキャストを務めると同時に、ご自身でも「劇薬混入団すくらっち」というヤバそうな名前の劇団の演出を務められている現役バリバリの演劇メンである。

彼が演劇を始めた動機は、実に興味深い。

なんでも、当時付き合っていた彼女から「貴方と一緒にいても私は成長しないわ」と言われた事がキッカケなのだという。

そう……、いつの時代でも、男を狂わせるのは女なのだ。

また、女を狂わせるのは男なのだ。

とは言え、時に、男を狂わせる男もいれば、女を狂わせる女もいる。

ゆえに「男を狂わせるのは女なのだ」と書いてみたところで、その文章自体にはさして深い意味などは無い。

ただ単に、ちょっとカッコ良さそうな事を書いてみたかっただけなのだ……、僕は。

んまあ、とりあえず、おやびんの元彼女には僕から「自分が成長しないのを他人のせいにするなよ!」と説教を垂れてやりたく思う。

そして、ひとしきり説教を垂れ終わった後に「とは言え、現在おやびんがブサイコロジカルにいるのはぶっちゃけ貴方のおかげです」的な感謝を述べてやろうとも思う。

兎にも角にも、そのようにして演劇界へと飛び込んだおやびんであったが、その先には当然のように苦難の道が待ち構えていた。

とは言え、具体的にどのような苦難があったかを僕は知らない。

もしかすると、苦難なんて無かったのかも知れない。

おそらくは単に「苦難の道が待ち構えていた」的なカッコ良い文章を書いてみたかっただけなのだ……、僕は。

(ああ! なんて内容の無い文章だ!)

とまあ、そのようにして数多の苦難を乗り越えたおやびんが8年の演劇人生を経て辿り着いた境地であるところの「百面相」を、以下にご覧いただこうと思う。

これらは、稽古で行っているトレーニングのうちの一つで「手拍子に合わせて瞬発力で表情を変える」というものだ。 人間、一つや二つの表情であればホイホイと作れるものだが、その数が増すといつかは必ず、途中で同じ表情を作ってしまうようになる。 言ってみりゃ、それがそのまんま「現時点でその人が持つ表情のパターンの全て」とも考えられるわけなので、この手のパターンは多いに越したことはない。 即ち、先ほど掲載した動画が、前回の稽古の時点でのおやびんの限界値であると言える……が、今後稽古を重ねるにつれ、そのパターン数は目に見えて増えていくだろう、たぶん。 ちなみに、おやびんが目標としている俳優はロビン・ウィリアムスと香川照之なのだそうだ。 あくまでもこれは僕の独断であるが、ロビン・ウィリアムスと香川照之を目標としている人に悪い人はいない。 何故ならば僕もロビン・ウィリアムスと香川照之が好きだからだ……、というのは、我ながら物凄い論法だと思う。 さて……、そんなおやびんであるが、7月の下旬には「劇薬混入団すくらっち」の本公演を控えている。 劇薬混入団すくらっち「微笑みがえし」 2006年7月29日(土)、30日(日) 浅草橋アドリブ小劇場 作者:高向弥生 演出:大村俊輔 ← おやびんだよ! 7月の下旬に演出家として公演を打った後、8月の下旬にはキャストとして別の公演に出演すると言うのだから凄まじいバイタリティーの持ち主である。 また、上記公演のオープニングVTRの制作はブサイコロジカル(ていうか、僕?)が行うらしいので、ブサイコロジカルファン(いるのか!?)は要チェックである。 とまあ、そんなところで第一回目の「おやびん研究」を終える。 (文章量のワリに内容の密度が極端に薄い気もするが)これで皆さんに少しでも彼の魅力が伝わり、その結果としてチケットが売れまくってくれたなら、僕は死んでも構わない。


【火曜】稽古日誌(ドン・キホーテでモテようぜの巻) [演出日誌]

■まえがき

こんばんは、稽古日誌の時間がやってまいりました。

稽古日誌の進行を勤めさせていただきますのは、私、脚本&演出を担当しております工藤モグラです。

では、早速ですが皆さんに質問です。

第二回公演のキャスト発表ページはご覧になりましたか?

まだの方は、今すぐ以下の画像をクリックして見てきてくださいませ。

第二回公演キャスト

さて……、見ましたか? 見ましたね?

以上の3名が、第二回公演のキャストです。

3名以上でも、3名以下でもなく、3名。

そう、第二回公演は、三人芝居なんですよ。

参考までに言うと、旗揚げ公演のキャストは9名(+α)でした。

で、今回は、キャストの数が3分の1に減っているワケですから、単純計算で3倍ほど楽に……、なるワケがありません。

「9名で行っていたものを3名でやる」と考えればお分かりの通り、3倍ツラくなる事はあっても、楽になる事はないんです。

というワケなので、もちろん、稽古の内容も3倍コース。

稽古前にやる腹筋・背筋・腕立ての回数が3倍になるのはもちろんのこと、稽古の合間に摂取する水分量やスタッフのモチベーション、演出家のキモさに至るまで、どれもこれもが悉く3倍。

それでは以下、5月20日の稽古の内容を振り返りながら、第二回公演へと向けた稽古の「3倍っぷり」を、とくとお披露目いたしましょう!

■5月20日の稽古日誌

【ドン・キホーテ】

ミーティングのため1時間ほど遅れて稽古場へ到着。

そうっとドアを開いて中の様子を窺ってみたところ、何やら奇妙な動きをしている一団を発見。

ドン・キホーテ

両手を広げて親指と人差し指で輪を作り、「1・2・3・4」のリズムで上半身を前へと突き出して……、の繰り返し。

先々週は「ブーン」の一言で説明を端折ってしまったこの動作にも、実はちゃんとした名称に加えて、意味がある。

トレーニングの名は、「ドン・キホーテ」……、足腰を強化すると共に、カラダの軸を築くのだ。

詳しく説明したいのもヤマヤマなんだけれども、いかんせんコレ、言葉だけじゃどうにも説明しようがないので、動画で実際の動きを見てもらう事にする。

JASRACに叱られないよう無音の動画にしてあるけれども、バックには常に四拍子の音が流れている。 最初の「1・2・3」で片足を持ち上げて、「4」でつま先をクイッと前に向け、 次の「1・2・3・4」で軸となる足を曲げ、持ち上げた足を床へと降ろす(腰は床に対して垂直に落ちる)。 次の「1・2・3・4」で、今度は上半身を前へと突き出し(腰は床と平行に前方へスライド)、 最後の「1・2・3・4」で軸となる足を前へ移動させると同時に落とした身体を元に戻す(腰は床に対して垂直に上がる)。 ポイントは、腰を直角に、そして線形に、動かす事。 稽古担当のマリエ女史は「男性がドン・キホーテを上手にやれば物凄くカッコ良く見える」と言っていた。 それを聞いた僕は、あえて曲解をして「ドン・キホーテは物凄くモテる」と理解する事にした。 というわけなので、 モテたい諸君、今すぐドン・キホーテにとりかかろうではないか! ドン・キホーテに必要なのは、その身体ひとつだけ。 無理してオサレをする必要もなければ、興味のない流行を追い掛ける必要もない。 本当にモテるかどうかは知らないが、試してみる価値ならばあると思う。 結果的にモテなかったとしても「足腰が強くなるんなら、それだけで儲けもんじゃねーか」と思う。 以上で、男の子向けの「ドン・キホーテのススメ」を終える。 【百面相】 手拍子と同時に表情を変える……、言ってみればそれだけのトレーニングなんだけれども、これが実に奥深い。 カンタンに出来る事なので実際にやってみて貰いたいのだが、僕の場合はやる都度、己の表情の乏しさというものに気付かされる。 自室で独りでやっていると、無性に哀しい気持ちになる事も、ままある。 【踊れ! とにかく、踊れ!】 稽古の中でも「踊る時間」には、特に大きく時間を割いている。 良い感じの画像がないのでそれについては後で掲載するとしても、あえて具体的に説明をする必要のないほど、その内容は明確だ。 「曲を流すので踊ってください! そりゃあもう、とにかく踊ってください!」ってなあんばいだ。 ここでの踊りにフォーマットなんてモンは無い。 音楽を全身でキャッチして、曲に合わせて踊る……と言うよりは、曲に踊らされる事の方がむしろ重要なのだ。 ニンゲンは不器用な生き物らしく、変に思考が入りだした瞬間に動けなくなってしまう事がある。 また、好きに踊ってみる事で「自分の動きのパターンの少なさ」に気付かされる事だってある。 動きのパターンは、イクォール「表現の幅」となる。 ■あとがき 「3倍」という事で、とりあえず3つほどトレーニングを紹介させて頂きました……、が、いかがでしたでしょう? まだまだヌルいと思っている方……、仰る通り! 先ほどご紹介したトレーニングは、まだまだ氷山の一角……、総稽古時間(8時間)の、僅か一部に過ぎません。 だって……、いっぺんにやっちゃうと、来週から書く事なくなっちゃうじゃん? というわけなので、小出し、小出しでいきますが、そのぶん、無駄に文章量は増やしていきますのでご容赦ください。 さて、次週ですが、次週からは、個別のキャストに焦点をしぼって日誌を付けてみようかなと思います。 具体的には、百面相やら、踊っているところを動画で撮影するワケですよ。 そんでもって、それをYouTubeにアップして、全世界の皆様に見て頂く……、といった感じで進めて行きたく思います。 では、また来週!


【火曜】稽古日誌……、ではない。 [演出日誌]

こんにちは、脚本と演出を担当している工藤モグラです。

通常であれば火曜日は稽古日誌なのですが、キャストが正式に発表されるまで稽古日誌をストップする事になっちまいました……ので、お詫びにくだらない話をします。

今日、必死になって納豆を掻き混ぜていたところ、うっかり掛けていたメガネを納豆の上に落としてしまいまして、泣きそうになりながらメガネの水洗いをしていたところ、今度はフレームが見事にブチ壊れました。

そのような事情から僕は現在、爪楊枝でムリヤリ補修したメガネを掛けています。

それではご覧いただきましょう……、以下が、衝撃のメガネ画像です。

稽古5月13日(メガネ)

この画像を見て「スタビライザーポール」という言葉を思い浮かべた貴方は、たぶん僕の仲間です。

※分からない人は分からないままで良いんです……、分かったところで絶対にモテたりはしませんから。


【火曜】稽古日誌(初稽古の巻) [演出日誌]

唐突ですが、演出のモグラです。
今週から稽古日誌を書くことになりました。

更新は稽古明けの月曜日、2ちゃんねるの「モテない男性」板を巡回した後に行っておりますので、内容は若干ファンタジーです。
時々、イケメンを呪うような文章も入ります。

さて、それでは5月7日分の稽古日誌を始めてみたいと思います。

イケメンは死ねばいいんです。

■5月7日(日曜日)

初稽古。B5用紙4枚にギッシリと印刷された「早口言葉」と「外郎売」の全文、および、外郎売の朗読CD、および、カメラ&三脚を抱えて稽古場へと急ぐ……も、印刷に時間を掛け過ぎてしまい、見事に遅刻。

さっそく、体育会系の皆さんにボコられる。

ボコられながらも「だっておいら、モグラだよ? 日の光を浴びると死んじゃうんだよ?」みたいな事を言ってみたところ、今度は文化系の皆さんも加わって、さらにボコられる。

え? 僕がボコられる話はいらない?

そうでつか……、それじゃあぼちぼち、門外不出の「スパルタ稽古」の風景でもお披露目しましょうか。

では、ごらんあれ!

これが「戸○ヨットスクール」ばりに厳しいとされるブサイコロジカルの稽古風景だ!

じゃーん!

初稽古(死屍累々)

うは! 寝てるっ!!

あいや、これ、決して眠っているワケではありません。

ありていに言うと、地獄甲子園……、わかりやすく言うと、しばかれた後です。

ちなみに下の画像でコーヒーをガブ飲みしている彼女が、今回、稽古の指導を担当してくれている天才オールラウンドプレイヤー藤原マリエ女史です。

彼女には僕から「スパルタでおねがいします」とお願いしているのですが、まさか全員がブッ倒れるまでやるとは思いませんでした……、と思ったら、単なる深呼吸だそうです。

僕も負けじとコーヒー牛乳を1リットル買ってきてガブ飲みしてみたのですが、単に下痢をするだけに終わりました。

初稽古(マリエ女史)

どうやら今回の稽古、最初の画像を見る限りでは10人前後のキャストがいるようですね……、もちろん、半分以上がスタッフというのは内緒です。

なぜスタッフが稽古を受けているかと言うと、今回の舞台ではキャストの数が極端に少ないため、水増しをしなければ稽古が成り立たないからなのです。

キャストに関しては詳しく書きたい気持ちもやまやまなんですが、いかんせんまだ「公式にキャストを発表していないという状況」なので、僕からはなんにも書けません。

とは言え、これだけの人数が写真に載っている以上、誰も紹介しないまま続けるのもどうかと思うので、一人だけ新しいスタッフの紹介をしてしまおうと思います。

それでは皆様、以下の画像にご注目ください。

彼こそがブサイコロジカル期待の新人、「まっちゃん」こと松本大君です。

じゃーん。

初稽古(まっちゃん)

まっちゃんも可哀想に……、ブサロジに入った翌日にヘン顔を強いられるとは夢にも思わなかったでしょう。

まっちゃんは、今回のオーディションをキッカケとしてスタッフに参加してくれる事になりました。

ブサロジではそういう「オーディションで合格できなかったけれどブサロジで活動したい!」というアツい気持ちの持ち主を指して「オーディション組」と呼びます。

現座長の「ランニングマン」や、現制作チーフの「ひげたく」も、もとはオーディション組だったりするのですから、ブサロジにおけるオーディション組の存在は特別です。

といったところで、稽古の話に戻りましょう。

今回の稽古では、本読みから入るようなスタンダードな方法はとりません。

何をするかと言うと……んもう、とにかく、基礎練! 基礎練! 基礎練!

アーンド!

初稽古(みず)

神頼み!

ウソです……、これはメディアチーフの水波が個人的な宗教のためメッカへと向かって祈りを捧げているに過ぎません。

さて、再度、稽古へと話を戻しましょう。

今回の稽古における「基礎練」では主に、基礎体力を付ける事、発声法を体得する事、自分の肉体を自在にコントロールする術を学びます。

特に「自分の肉体を自在にコントロールする」というのは非常に難しく、これを行えない演者には「上手な素人」を超える事などできません。

例えば「歩く」という動作ひとつをとっても「ゆっくり歩いてみてください」と言われた途端、大抵の人はマトモに歩けなくなってしまうもの。

演じる事なら、(それは極めて日常的に)誰もが行っているものですが、それが「演技」ともなると「演じる」に「技」が加わるわけですから、どうしても修練が必要になる。

思いのままにカラダを動せるようになってやっと「演技」を行えるようになるのです……と、エラそうに書いている僕自身、ゆっくりと歩く事さえマトモにはできません。

僕が歩くのを見て、ある人は言いました。

田舎の百姓一揆みたいである……、と。

また、僕が踊っているのを見て、ある人は言いました。

篠原ともえみたいである……、と。

僕に「篠原ともえの百姓一揆」を表現する才能がある事を示唆してくれたひげたくには、心から感謝いたしたく思います。

さて、ちょっぴり無駄話が過ぎました。

そろそろ、新しい稽古写真を出しましょう。

とは言え、実は今回……、撮影した画像の点数が少ないんです。

その数少ないものの中から「とっておき」を探すとなると……、やはりアレをだすしかありません。

以下が、その……、アレです。

それでは、覚悟して見てください!

はい!

初稽古(ブーン)

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーーーーーーーーーーーン!

ありがとうございます。そして、ごめんなさい。全部、僕が悪いんです。ブサイコロジカルを嫌いにならないでください。

それでは最後に、殺伐とした稽古の休憩時間に催された唯一の「癒し系イベント」。

あんちゃんひげたくのかこいいセッション風景をごらんください。

初稽古(イケメン)

イケメンは(略

この風景を見た座長のランニングマンは言いました。

初稽古(ランニングマン)

「イケメンは何をしてもカッコイイからいいよなぁ」

僕はそんなランニングマンに、サンボマスターの存在を強く示したい。

といった感じで、今週の稽古日誌はおしまいです。

来週からはいよいよ、アレが始まります。

アレとはもちろん、アレですよ……、郎売。

では、外郎売とは?

外郎売 ― 歌舞伎十八番の一。「外郎」というのはのどの薬のことで、この売人に化けた曽我五郎が仇の工藤祐経に近づくという筋。「外郎」の効用をのべる口上は早口言葉・長台詞として有名で、歌舞伎以外の演劇やアナウンサーの訓練で必ず用いられるので、ある意味いちばん有名な「歌舞伎十八番」かもしれない。(はてなダイヤリーより)

外郎売全文はコチラ!

このクソ長い口上を暗記しろと言うのだから、ブサイコロジカルの稽古……、実はホントにホントに厳しめ。

キャスト(に加え、なぜかスタッフ)に課せられた宿題も「毎日、腹筋100回、背筋100回、腕立て50回、およびストレッチ&余裕あらばジョギング&外郎売の暗記&早口の自主練」と、ホントにホントにホントに厳しめ。

さらに、稽古内容も今後エスカレートしていくと言うのだから、厳しめ。

何が厳しめかって……、二日後……、筋肉痛がね……、おっちゃん、いい歳だから、さ。


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